手遅れになる前に防水工事の必要性
パット見だとわかりませんが、建物は時間が経つと防水性が弱くなります。
特にコンクリートはアルカリ性で酸素や水で反応し、中性化するため建物自体がもろくなってしまいます。
一度もろくなってしまうと強度を維持する事が難しくなるため定期的に防水工事などのメンテナンスが欠かせません。
色々な場所に防水工事が出来ます。
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屋根
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ベランダ
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屋上
防水工事の工法
密着工法
密着工法とは、防水層を下地に完全に密着させる工法です。
この密着工法は下地にそのまま施工するため、工期が早く、コストパフォーマンスがいいことが特長です。
しかし、 防水層が下地に密着することで、下地に含まれる水分の影響を受け、防水層にヒビ割れが発生する恐れがあるため、しっかりとした管理が必要です。
絶縁工法
密着工法が下地にそのまま施工することに対し、絶縁工法とは、下地と防水層の間に空気層を設ける工法を言います。
密着工法より工期や、コストパフォーマンスは増えますが、下地の影響を受けにくいため比較的長持ちします。
ただこの絶縁工法を施工する場所は、人通りが多かったり、重い荷物を置くような場所には適していないためどこでもこの工法が使えるわけではありません。